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今日俺こと結城凌馬は結婚する。
思えば姉さんが俺を助けてくれなければ、
結城家に養子として迎えてもらえなかったら、
詩乃とも出逢えて無かっただろう。
旅行ばっかり行ってて、家をほったらかしにしがちな(まあそれでも愛情はしっかりもらってる)親父とお袋も来てくれてるじゃん。
と俺が思っていると、
「凌馬君、何考えてるの?」
と黒髪メガネの女の子が、
俺にそう言ってきた。
この女の子こそが俺の結婚する人、
最愛の朝田詩乃だ。
俺と詩乃の出逢いは高校の時だったな。
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