第一章/二.三千で五十万を迎え撃て

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 しかし、五十万を号する金軍に対し、わずか三千の趙家軍に何ができるのか。  さすがの趙家軍の強者たちも、ぞっとせざるを得なかった。そんな中で、趙淳は一人、茶化すように軽やかに笑ってみせた。 「あれこれ思い悩むより、やるしかねえだろう。やってやろうぜ」
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