3.地味子が同居の条件を受け入れた!

7/7
492人が本棚に入れています
本棚に追加
/133ページ
「引越しはいつがいいですか?」 「いつでもいいけど、週末がいいんじゃないか?」 「再来週の日曜日にします」 「了解した。手伝うよ」 「お手伝いはご無用です。ここの家電や食器棚を使わせてもらいますので、荷物も少なくなります。ご心配なく」 「でも俺がここにいないと困るだろう。コンシェルジェには話しておく。それから契約書を作っておくから、出来上がったら連絡する」 「分かりました。では、これで失礼します」 地味子は帰って行った。何とかなった。これで気楽にマンション生活が楽しめる。地味子ならいても気遣いすることは全くない。地味子には女を感じないし、空気と同じだ。ムラムラして襲いかかるなんて想像もできない。地味子も俺に好かれるなんて想定外だろう。
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!