微S執事と僕の日々1

3/62
前へ
/62ページ
次へ
 馬場で馬丁に世話されている馬を眺めた後、放牧場へと足を運んでみた。  馬の匂いは苦手だ。  あれを我慢して馬に跨るか、それとも走る馬を眺めるだけにしておくか。  これは考えるところだ、と物思いに耽りながら、牧草を食む馬を眺めていた。  二頭寄り添う、大きな馬と小さな馬。親子だろう。
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

163人が本棚に入れています
本棚に追加