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彼はクラスの中心にいて
誰にでも優しくて
いつも笑顔で
かっこよくて
そんな彼が僕は大好きだった。
いつも遠目で見る事しか出来なくて、
高2のクラス替えの時、
初めて席が隣になった。
竹内「今井また同じクラスだな、
よろしく!」
竹内アオは屈託のない笑顔で笑った。
奏「あっ......うん!よろしく」
僕の事を知っててくれた........。
奏は顔を隠すように眼鏡に触る。
ただの挨拶なのに
それだけで胸がいっぱいになった。
目が合っただけで心臓が高鳴った。
これは恋なんだとすぐに気付いた。
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