2631人が本棚に入れています
本棚に追加
上と下。二穴同時に攻められる先にあるのは、前立腺だ。
「アァッ……ぁ、ぁ……だ、め……それ……イク、ぁ、違……っ、や、待って、出る……で、る……っ」
もう何が出るのか、出したいのか分からない。
指の腹でコリコリと弄られて、裏筋を唇に吸われながらカテーテルで奥を突かれる。
決して激しいわけではないのに、あられもないほどに甘く深山は嬌声を散らした。
「うきはし……あ、ぃ……ン、っ、ン」
「ミヤ、気持ちいい?」
「アァァッ、ぁ……ぅ……ぅ、っぁ、や、ら……こんな、だめ……だめ、ぁ、だめぇ……っ」
「駄目じゃねーだろ? なぁ、ここ? こっち?」
「アァァ……ッッ」
弓なりにミヤと同時、腰が高く浮く。素早く浮橋はカテーテルから手を離し、暴れる深山の腰を押さえつけながら襞にとうとう三本目の指を挿入した。
内壁を強く擦り上げ、戦慄く深山を眼下に容赦なく前立腺を刺激し続ける。
カテーテルが邪魔をして吐精できず、深山は全身を薄桃色に染めながらカテーテルに手を伸ばした。
だが、それを寸前で浮橋に手首を掴まれてしまう。半分本気で泣きながら、深山は浮橋を見た。
「抜いて……コレ、抜いてぇ……っ」
だが浮橋は嬉しそうに微笑むだけで、聞き入れてはくれない。
最初のコメントを投稿しよう!