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反り返った和彦のものを舐め上げて、賢吾が低く笑う。和彦はビクビクと下肢を震わせ、熱い吐息をこぼす。
「ここは、三田村に可愛がってもらってるか? それとも、あえて触れさせないようにしているか? 三人の男と寝ているんだ。先生なら、それぞれ違う攻められ方をしたいとわがままを言っても、俺は驚かねーがな」
強弱をつけて柔らかな膨らみを揉み込む賢吾に、先端から滴る透明なしずくを丹念に舐め取られてから、和彦のものは熱く湿った口腔にゆっくりと呑み込まれる。
賢吾にこうされるときの高揚感と快感は異常だ。ヤクザの組長という肩書きを持ち、何人ものヤクザを従わせている男が、たかが若い医者でしかない和彦のものを口腔で愛撫しているのだ。倒錯した興奮が、快感に拍車をかける。
「ふっ……、あっ、んあっ、ああっ――。賢、吾さっ……」
熱い舌にねっとりと先端を舐め回され、ビクビクと腰を震わせて感じてしまう。賢吾の名を呼ぶとき、賢吾の愛撫は淫らさと情熱を増すのだ。
賢吾の髪に指を差し込み、掻き乱す。上下に賢吾の頭が動き、締め付けてくる唇に和彦のものは扱かれながら、きつく吸引される。
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