第一章~第六章

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「おぉ!気合い入ってるな~!」 切っ掛けは、店長直々に、 「ベーグル店を開くんだけど、 ウチの店に入ってくれない?」 と、声をかれられたから。 それだけだった その日当日に新しいベーグルの案を聞かれ、 新しい案を出したら、 店長に気に入られ、今に至る 「あ!店長!お疲れ様です!」 「おう!調子はどうだ?」 「う~ん、悪くはありません」 でも、話しかけられた だけで始めた割には、 とても優秀過ぎる位の功績を、 この初日に出していた 「そう言えば、お前が出した 『ラムの実ベーグル』、凄い勢いで 売れてるぞ!独特な味と香りに 客から沢山の好評が出てるんだ!」 「本当ですか!?良かった~」 ラティアスの新作案は、 予想を遥かに上回る売り上げを誇り、 「売り切れ御免」の札が付くほどだった だが、ラティアスも兄と同じように、 この仕事に満足していなかった ラティアスも、兄と一緒に パン屋をやりたかったのだ だが、ラティアスには パン作りの知識が無いため断念。 だからラティアスは、 『もっと勉強しないと』 などと考えていたら、 「おーい、どうした?」 と、肩を叩かれた。 「ふぇ!?」 突然の事に思わず変な声が出てしまった 「あっはっはwゴメンゴメン」 「笑うとこじゃ無いです!」     
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