0人が本棚に入れています
本棚に追加
「おぉ!気合い入ってるな~!」
切っ掛けは、店長直々に、
「ベーグル店を開くんだけど、
ウチの店に入ってくれない?」
と、声をかれられたから。
それだけだった
その日当日に新しいベーグルの案を聞かれ、
新しい案を出したら、
店長に気に入られ、今に至る
「あ!店長!お疲れ様です!」
「おう!調子はどうだ?」
「う~ん、悪くはありません」
でも、話しかけられた
だけで始めた割には、
とても優秀過ぎる位の功績を、
この初日に出していた
「そう言えば、お前が出した
『ラムの実ベーグル』、凄い勢いで
売れてるぞ!独特な味と香りに
客から沢山の好評が出てるんだ!」
「本当ですか!?良かった~」
ラティアスの新作案は、
予想を遥かに上回る売り上げを誇り、
「売り切れ御免」の札が付くほどだった
だが、ラティアスも兄と同じように、
この仕事に満足していなかった
ラティアスも、兄と一緒に
パン屋をやりたかったのだ
だが、ラティアスには
パン作りの知識が無いため断念。
だからラティアスは、
『もっと勉強しないと』
などと考えていたら、
「おーい、どうした?」
と、肩を叩かれた。
「ふぇ!?」
突然の事に思わず変な声が出てしまった
「あっはっはwゴメンゴメン」
「笑うとこじゃ無いです!」
最初のコメントを投稿しよう!