第六章~第七章

1/1
前へ
/5ページ
次へ

第六章~第七章

第六章「予想外」 「あ…そのベーグルどうしたんだ?」 「!?…あ…こ、これは買ってきたんだよ!」 「?…そ、そうか…」 二人とも、どことなく動揺していた。 そんな中、二人は夕食と風呂を済ませ、 自分のベッドに潜った。 『…そういえば、  ラティアスに何の仕事に  着いたのか、聞いてなかったな…』 次の日、二人は、出勤ルートが 途中まで一緒だった事に少し驚いた 「あれ?お兄ちゃんもこっちなの?」 「うん。あの大きなビルが本社。」 「へぇ~。結構大きな会社だね!」 「そうだな。」 そして二人は、 大通りの交差点で別れた 「しかし、ラティアスも こっちの方で働いていたのか… 少しびっくりだな…w」 第七章「偶然の出合い」 お昼休みになると、 ラティオスは昼飯を買いに出掛けた。 「確か近くに新しく出来た ベーグル屋があるんだよな」 ラティオスは、そのベーグル店に 足を進めた。 ラティアスの勤める ベーグル店だとも知らずに…… ラティアスは、 その時レジ打ちを担当していた。 「5番でお待ちの方~」 開店一週間で、 長蛇の列が出来る程、 クチコミが広がっていた。 「ありがとうごさいました~」 ラティオスは、その列の 真ん中辺りに並んでいた。 「うわ…まだまだ並んでいるな…」 そして数十分後、 やっとラティオスの番が来た。 「いらっしゃいませ!」 ラティオスと気付かずに いつも通り接客をする。 当然だ。 この町には、沢山のポケモンが集まる。 ラティも例外じゃないのだ。 しかし、ラティオスは聞き覚えのある声に少し驚いた。 『あれ?この声どっかで…』 ふと顔を上げると、 そこにはラティアスがいた。 「「あ…!?」」 当然、二人は動揺する。 こんな所で出会うとは、 思ってもいなかったのだから。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加