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第六章~第七章
第六章「予想外」
「あ…そのベーグルどうしたんだ?」
「!?…あ…こ、これは買ってきたんだよ!」
「?…そ、そうか…」
二人とも、どことなく動揺していた。
そんな中、二人は夕食と風呂を済ませ、
自分のベッドに潜った。
『…そういえば、
ラティアスに何の仕事に
着いたのか、聞いてなかったな…』
次の日、二人は、出勤ルートが
途中まで一緒だった事に少し驚いた
「あれ?お兄ちゃんもこっちなの?」
「うん。あの大きなビルが本社。」
「へぇ~。結構大きな会社だね!」
「そうだな。」
そして二人は、
大通りの交差点で別れた
「しかし、ラティアスも
こっちの方で働いていたのか…
少しびっくりだな…w」
第七章「偶然の出合い」
お昼休みになると、
ラティオスは昼飯を買いに出掛けた。
「確か近くに新しく出来た
ベーグル屋があるんだよな」
ラティオスは、そのベーグル店に
足を進めた。
ラティアスの勤める
ベーグル店だとも知らずに……
ラティアスは、
その時レジ打ちを担当していた。
「5番でお待ちの方~」
開店一週間で、
長蛇の列が出来る程、
クチコミが広がっていた。
「ありがとうごさいました~」
ラティオスは、その列の
真ん中辺りに並んでいた。
「うわ…まだまだ並んでいるな…」
そして数十分後、
やっとラティオスの番が来た。
「いらっしゃいませ!」
ラティオスと気付かずに
いつも通り接客をする。
当然だ。
この町には、沢山のポケモンが集まる。
ラティも例外じゃないのだ。
しかし、ラティオスは聞き覚えのある声に少し驚いた。
『あれ?この声どっかで…』
ふと顔を上げると、
そこにはラティアスがいた。
「「あ…!?」」
当然、二人は動揺する。
こんな所で出会うとは、
思ってもいなかったのだから。
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