第1章

2/7
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
 厚い氷にまたがった、 ペンギンのぺーが、 小さなジャングル島に流れ着きました。 「まいったなあ、 どうやら迷子になったらしい」 ときょろきょろしていると、 その様子を見た 子ザルのポンが 「どこから来たの?」 と声をかけてきました。 「南極さ、 すぐそこのね」 「ほー。 南極ってのは、 すぐそこにあるのかー」 「そうだよ、 そこさ。 ちょと間違えて、 ここに着いちゃったんだけれどね」 「ところで、 そのつるつるした白っぽい、 きみがまたがっているものはなんだい」 「ああ、 これ?これは水のかたまり。 冷たくて、 気持ちいいし、
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!