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僕のせいかな?僕が守ってあげられなかったから?僕のせいで動けないの?
それからは背を超されたマゴとおじいちゃんが僕のことを洗ってくれた。
嬉しいはずなのに…、
何かが足りない。
「元気がないな…、
お前もばぁさんが居なくなって淋しいのかい?」
淋しい?そうなのかな?
「ワシもだよ…、
でも思い出は消えたりしない…、
大丈夫!」
大丈夫?そっか、
そうだね!
「これからも世話になる。
よろしくな」
うん!!
まだまだ僕がしっかりしないと!
またある日のこと。
軒の先で、
マゴとおじいちゃんが何か話してるみたい。
「いいか?ここだけの話しなんだがな?『つくもがみ』て知ってるか?」
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