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〝それ〟は突然やって来た!
前日の歓迎会の疲れが出ていたためか、その日は休日だったのもあり朝は遅くまでグッスリと寝ていました。また、妻と一緒に近所のショッピングモールまで足を運んで軽く食事を済ませてまったりと過ごしてから夕方になったら自宅に帰りました。
僕はいい歳こいてテレビゲームが大好きでその日はまだクリアしてなかったゲームをやってたんですね。ただ、そのゲーム難易度が結構高くてクリアするのが難しくて凄い難儀していたんですよ。なかなかクリア出来ず。イライラがかなり溜まっていました。それに少し体が熱くボーッと感じました。
自分で話すのもおかしな事なんですけど、僕は結構短気な方で些細なことでイライラしたりします。おまけに最悪なのは一度リミッターが外れだすと手がつけられない性格でした。この性格の為に苦労させられた事は多かったですね。
常に何かあると我慢ばかりしていたと思います。ですから、この日も最初は我慢していたので体の熱さとボーッとしたダルさは感じてはいましたが、何故かその日はやけにそのダルさが生理的に受け付けなかったですね。
でも、そのダルさを吹き飛ばしたいがためにゲームの画面に向かって吠えていましたね。もう何回か吠えていた時に突然〝それ〟がやって来た。
イライラが最高潮に達していたのでしょうか。突然、背中からみぞおちにかけてバンッ!とバットで殴られたような激痛が走ります。音もしましたよ。結構な音量で。
お腹側が強烈に痛かったので最初またお腹が下ったのか!?と、思いましけど、近所に住んでいた看護師の方が診てくれたのですが、僕の異常なあぶら汗と激痛に耐える様子に救急車を呼ぶ事を提案してくれました。今思えば〝これ〟を早く受け入れて良かったです。
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