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絵美「まあまあ気持ちはわかる笑」
航平「え?えぇ...。」
見るからにわかりやすいがっかりした演技。
咲「いや笑そんなことないって笑」
航平「良かったー。咲に嫌われるくらいなら死んだ方がまし笑」
絵美「航平って分かりやすいよね笑笑」
...なんのこと?咲には全然意味がわからない。あまり悪いことでは無さそうだけどここで詳しく聞くのはあまりいい気がしなかった。
絵美「あっそうそう!何かウチのクラスに陸上部入りたいって子がいて仲良くなったのー」
なんでもなかなかのイケメンらしい。
航平「へえーちょっと見に行こうぜ笑」
私たちは3人で隣りのクラスに行った。
絵美「ほら!あそこの!」
ほう。なかなかイケメンじゃないか。運動部らしい体型に少し茶色の髪。絵美やるじゃないか。
航平「はじめましてー!俺も陸部入るんだ!」
こいつの無神経さは時に最強のコミュ力を発揮する。
??「お、おう。は、はじめまして。。。」
絵美「あたしの中学のクラスメイト!」
航平「内田航平っていうんだ!よろしくな!」
??「よろしく笑 俺は中村智也。智也でいいよ?」
絵美「ほら!咲もきなよ笑笑」
咲「はじめまして。武山咲です。」
智也「咲ちゃん。よろしく。」
the初対面挨拶といえるほどの固さを見せつけたがこれが普通だ。
絵美「じゃーそろそろ戻りな笑」
航平「またあとでくるから笑」
2人に手を振って自分のクラスにもどる。
地元で見たことない顔だったなと思いつつイケメンだったことにわくわくしていると、
航平「なに?智也かっこよかった?」
咲「...あんたよりはな」
航平「うっわ笑ひどい笑」
ガハハハハと滑舌良く笑う航平を傍目に自分の席へ戻った。
航平「...(ボソッ)」
咲は航平が何かを言ったような気がしたが聞き取れなかったので聞こえていないふりをした。
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