第1章 はじまり

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絵美の持ってきているお弁当はThe女子といった感じで彩りよく小さいお弁当箱に詰まっていた。それに比べて私のは自分で適当に詰め込んだ彩りのいの字もない。 絵美「これ私の自信作なの!食べる?」 絵美の言葉からお弁当のおかず交換会が始まった。絵美の玉子焼きは航平にいき航平の唐揚げが私に、私のアスパラベーコンが智也に智也のミートボールが絵美に。 絵美「うん笑 これイ〇イのだね笑」 航平「玉子焼き美味!」 私「まあうん。」 智也「へえ!これ美味いじゃん。俺こういうの好きなんだよね。」 ドキッとした。ありがとうすら言えないくらい真っ白だった。 航平「俺にもちょーだい」 言い終わる前に食いやがった。 航平「ほんとだ!美味!」 美味い以外に無いのかお前は。 そんなこんなであっという間にお昼が終わりまぶたが重くなる5限が来る。 そう言えば何故か絵美が途中から話さなくなった。どうしたんだろう。
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