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それから、時が過ぎて、、、
葉子が産気づいて、、産婆を呼ぶ。
生一郎は、外で待っている。
落ち着かない様子で、うろうろと歩き回っていた。
しばらくして、、、おぎゃ あー、、、
おっ、産まれたか、、葉子のところへ行くと、、
なんと、元気な女子であった。思わず、その赤子を抱き上げる。
武家では乳母が育てるが、生一郎は、武士ではないので、葉子が母乳を飲ませる。
、、、、
それから、一月が過ぎて、、、
今度は、聖子が産気づいて、、産婆を呼ぶ。
この時も、外で、生一郎は、うろうろと歩き回ってる。
今度は、葉子の時より、早く産まれ出る。おぎゃ、おぎゃ、、、
なんと、立て続けに、女子であった。
わしの種は、女子しか産まれないのか？
ともあれ、、無事に産まれてきて良かった。
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