第三章 ホストクラブ

3/4
前へ
/29ページ
次へ
「くそっ、ツカサの奴、オレを嵌めやがった」  その時、携帯の呼び出し音が鳴った。電話はお客の橘 麗華(たちばな れいか)からだった。 「今日、これからお店に行っても大丈夫かしら」 「ごめん、オレ、今日で店をクビになった」 「何があったの」 「詳しい話は電話ではちょっと・・・」 「じゃあ、いつものお店で待っていて、これから直ぐに行くから」
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

39人が本棚に入れています
本棚に追加