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(夏希)「ようこそ。思い出同好会に。」 (浩人)「歓迎しますよ。」 (悠馬)「一緒に思い出作ろう。」 (徹貴)「よろしく」 俺は、自然と笑顔が出てくる。開いていた窓から風が吹き込む。とても涼しい風。木々が揺れ、葉っぱが揺れる音がする。 俺の心に、風が通り抜けた感じがした。 (夏希)「そうと決まったらこれから歓迎会だな。」 (浩人)「そうですね、そうしましょう。」 (悠馬)「やったー。宴会だね!」 (徹貴は、うなずく。) (夏希)「場所は、いつもの居酒屋だな。少し早いけど、これから行くか。」 時計が、17時を回ったところだった。俺たちは、教室を後にした。みんなで、他愛のない話をしながら階段を降りる。 俺の右隣りに夏希がいて共に歩いている。後ろからは、西城先輩と天沢先輩と葉山先輩が話をしながら歩いている。 (夏希)「悠馬、相変わらずうるさいな。」 ふいにつぶやく。 「僕は、いいと思います。」 (夏希)「そうか?」 「はい、なんか楽しいです。こういうのいいですね。」 俺は、少し微笑む。 (夏希)「そんなもんか、ところで、夏休みは予定あるのか。」 「いえ、今のところ、何もないです。」 (夏希)「そっか。じゃあ、みんなでどっか行きたいな。」 「そうですね、行きたいです。」     
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