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どこに行きたいとか趣味は何か等、他愛のない話をしているとあっという間に行きつけの居酒屋に着いた。その居酒屋は、少し古びていた。狭い路地を抜け、わかりにくいところにこじんまりとあった。 居酒屋 つながり (つながり、か。いい言葉だなあ。)俺は、しみじみと思った。 俺たちは、中に入る。 (夏希)「5名でお願いします。」 (女性)「夏希君。いらっしゃい。4名じゃないのかい?」 (夏希)「新しいメンバーが入ったんだ。瑞葉だ。」 「こんばんは。」 (女性)「こんばんは。よかったわね、新しい子が入って。上の座敷が開いてるからそこでお願いね。」 (夏希)「はーい。」 みんな親しげにその女性と話している。付き合いが長いのかな。そんなことを思いながら上の階にあがる。そこには、いろんな写真が飾られていた。 奥から、俺、夏希、俺の向かいに西城先輩、葉山先輩、天沢先輩と並ぶ。 (夏希)「俺は、生ビールかな。瑞葉と徹貴は、ジュースな。」 (浩人)「そうですね、未成年ですからね。私も、付き合ってジュースにしますね。」 (悠馬)「じゃ、俺もジュースで。」 (夏希)「みんなジュースなのか。居酒屋に来た意味がないだろ。」 (浩人)「そんなことないですよ。ここは、私たちのホームみたいなところですからね。」 (悠馬)「そうだよー。代わりにじゃんじゃん食べようー。」 (夏希)「そうだな。」     
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