邂逅のコビット王国編

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「あっ貴方、わっわたしが気にしてることを...うわーん。シオンさまあああ。この耳長女がいじめるぅ!」 シャルティーニュ姫は、シオンさんの方に走っていき抱きついた。 「シャルティーニュ姫。今のは姫が悪いですよ。さて...寒いですし、お城に入りましょう。二人は、後から来てくれないか」 「ああ、分かったよ」  僕がそう言うとシオンさんとシャルティーニュ姫は城の中に入って行った。 「ねえ、アル...私、結構まずいこと言っちゃったのかな」 「まあ普通に考えたら外交問題に発展するよな」  アリスの顔は少し青ざめていた。
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