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彼女は寝っ転がった僕に近づいてきた。
「何で?」
「それがルール何です」
「俺ルールに縛られるの嫌いだな」
「...あなたにもメリットがあります。もし手伝ってくれたら生き返らせます」
「それはルール違反じゃないの?」
「全く問題ないです。あなた一人生き返らせたところで世界に何の影響もありません」
僕は、その言い方に少しカチンときた。
「影響もない人間を送って何になるの? ぷっ神様って俺より馬鹿なの?」
女の子はしゃがみ込んで僕の顔に近づきほっぺを強くつねった。
「えい!」
「いたっいたたた痛い! ...痛い?」
...なぜ夢なのに痛いんだ? ...まさか。
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