邂逅のコビット王国編

103/105
603人が本棚に入れています
本棚に追加
/1207ページ
部屋から出た僕は誰もついて来ていない事を確認し空を飛び森の中に入った。 「さて修行すっか...ってっうお!」  目の前には見慣れたモグラの姿があった。 「ノーム? どうやってここに? ...まあ、いいかノームなら。まずは...。」  MPがそろそろ切れそうなのでチャージする必要がある。僕はアリスから貰ったペンダントを首から外した。 「いてっ」  下を見るとノームが僕をつついた後、両手を差し出した。 「何だよ。ノームこれ欲しいのか?ダメだよ。これはあげれない」  そう言うとノームは首を振った。どうやら違うらしい。
/1207ページ

最初のコメントを投稿しよう!