邂逅のコビット王国編

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「じゃあ貸せってこと?」  ノームは両手を丸に変えた。どうやら正解らしい。まあ、貸すぐらいならいいか。 「はい。すぐ返してよ」  ノームはペンダントを受けとると両手で強く握った。そうすると両手が輝きだしペンダントが光を放ちながらふわふわと浮かびだした。そしてゆっくりと僕の手のひらに落ちた。 「何がしたかったんだ?」  特に変わった様子はない。...まあ、いいか。
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