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「私はそう...思い出してきたわ。貴方に似た黒騎士に殺されたの。そして、奴の弱点を誰かに伝えたくて」
もし彼女に肉体があれば涙を流しているのだろう。そんな顔だった。
「剣が本体で雷が弱点何だろう?」
「なぜそれを?」
「俺が倒したから...倒したからこんな姿になってるんだ」
「恐ろしい呪いね」
「いや、これは自分のせいだ。まあともかく君の未練である黒騎士は俺が倒したから安心して成仏しなよ。こんなとこにいつまでいても面白くないだろう?」
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