はじまり
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僕は元の姿に戻った後一階におり白猫に報告した。 「なるほどそういうことかい。そういえば昔この近くに勇者一行が来てね。1人戦闘不能になったって聞いてたが。まあ、何にせよ。ありがとうね。お礼に好きなだけあの部屋使っていいよ」 「微妙なお礼だな...そういえば勇者一行はどうなったんだ?」 僕は勇者のその後について尋ねた。 「魔王が生きてるってのがそういうことだよ」
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