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「今はいないのか?」
「内乱が起きてその隙に魔族と竜族にやられちまったのさ。まあ、後で教会にいってみるといい。神の加護がある勇者なら声が聞こえるかも知れないよ。なんてね。はははっ...さて私は昼寝でもするかね」
そういうと白猫はカウンターの上にある丸い鍋に入り、すやすやと寝だした。
「そういえばアリス、シルフィってエルフ知ってるか? 部屋にいたエルフの幽霊の名前なんだけど」
「シルフィ? うーん...どっかで聞いたことあるような気もするような、しないような。まあいいわ、ここにいたらお昼寝の邪魔だし部屋にいきましょう。」
「そうだな」
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