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...また聞こえる。それにこの声は神様?
僕は周りに誰も座っていない箇所まで移動して木の長椅子に座り小声で話した。
「聞こえてます。神様...」
「私は過去一番怒っています! 貴方のせいで未来が完全に消えてしまったじゃないですか! なにしたんですか!」
「ちょっと待ってくれ。実は...」
僕は今までの経緯を話した。まるで仕事中に私用電話をするみたいだ。
「なんなんですか!? その恐ろしい裏スキルは!」
「そんなのこっちが聞きたい! 序盤から四天王との二人とのバトルっておかしいだろ!? そもそも漠然としすぎてゴール全然見えないぞ! 魔王倒せばいいのか!?」
若干声が大きくなってしまった。周りの視線が痛い。
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