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次の日の朝に起きた僕はマリシアウルネクストを発動し反応していないことを確認した。念の為バリアブルブックも確認したが文字化けしたままだった。僕は確認が終わるとアリスを起こした。
「さてお姫様そろそろ出発するぞ」
「うーん。りょうかいー」
僕達は宿の朝飯を食べチェックアウトし宿屋の猫に挨拶をした。
「では、僕達はこれで」
そう言うと宿屋の主人は話し出した。
「幽霊を退治してくれて助かりました。ちなみにお次はどこにいかれるのですか?」
「次は王都です」
「そうですか? 王都にいくのであれば黒猫亭というのを探して下さい。私の兄がやってるのですが、その鈴を見せれば安くしてくれると思いますよ」
「分かりました。機会があればよらせてもらいます」
「さて、しゅっぱあっつ!」
...こいつは朝っぱらから元気だな。
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