第二章 邂逅 野々花 かすみ

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その後 目覚めたあと 友人や母親から 誰それはどこそこに内定したとか いくつか情報を得ては 落ち込みながらも  自室で 履歴書作成しては 寝床へ その夜でしたね 野々花 かすみ 部屋に出現 いや 来訪と言うべきか? 「○○ってさ 不器用で 正直過ぎるところあるから 難しいのかな 就活」とズバリ 言い放たれました そのかすみの 心配そうな表情を見つつ「かすみは決まったのか?」と問えば 「公務員 どこに配属かはわからないけどね」との回答 そこで この前の最終面接通知届かなかったこと そして 失恋の件も全て 彼女に打ち明けているうちに 頬から涙流れ出してしまっていて その時 かすみ 私の目元へ キスをして来て  (ちなみに 年下の彼女とはプラトニックな関係でしたから 初となったのだが) かすみは 大胆にも 頬にキスをし「大丈夫だよ ○は正直者だし 真面目だから 必ずどこか見つかるよ」と耳元で言われて  私は はじめて かすみを抱き締めていました 。。。。。で 私は 今まで体験したことのない大人への階段上ったわけで 真っ白な光に包まれるような いや 真っ白なかすみの肢体に 肌に目を奪われながら  私は 初めての体験をしました  そして 翌朝  目覚める直前 彼女「本当は もう少し二人が大人になるまで こうならないつもりだったんだけど」と意味深な言葉を残して   消えていました いや 夢から覚めたのだと思いますが でも。。。。。 自分の男の匂いしかしないはずの布団に  芳しい 甘酸っぱい 香りを そう 野々花 かすみの臭いが残っていたのだが。。。。。 もはや 頭が混乱していましたが 翌日 私は あることを見つけてしまい。。。。。
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