第二章 邂逅 野々花 かすみ

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写真館での発見の後 頭は混乱するも 普通に考えれば あの写真は 同級生だったのだろう取り出して思うも 成人式の日 彼女を実際見ていることを思い出して いやいや あの時もCさんは 薄い茶色い髪をしていたと。。。。。たまたま 友人が撮影した 成人式の日の写真があるのを確認すれば やはり 黒髪ではない なんて ごちゃごちゃ考えているうちに 寝てしまっていたようで 彼女 野々花 かすみ 部屋へやって来ては 私の履歴書の写真を見て「真面目腐った顔してぇ ○はもう少し明るい表情した方が印象いいぞ」なんて 言い出すのを聞いては 「あのさ 写真館 神社の近くの写真館でキミは 写真撮ったのかな?成人式の」と聞けば くるくるとまわる可愛い眼で 私をじっと 見て「あはは見つかっちゃったかぁ あの写真 ふふふ あれは あたしでもあり あたしでもないんだなぁ」と不可解な言葉を呟いて いきなり 顔を近づけて来ては キスからの ABC 甘く狂おしい時は流れて行き 朝 小鳥たちが ぴいちく ぴいちく 鳴き始めて 朝陽が 顔を出すであろうと言うとき 「○。。体気をつけて 就活頑張ってね」と言って 堂々と玄関から帰って行きました   布団の中で 目覚めた私を包む かすみの匂い そして  起きては 履歴書整理しようとしたら パラッパラッと 撒かれたように 写真が 数枚散らばっていて「昨日写真は整理して 封筒にしまっていたはずなのに。。。。。」 写真を貼っては 履歴書持って 就職面接に出向きました
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