エピローグ

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入社3年目が終わり、会社が借り入れしている職場側のマンションを出ないといけなくなった。 AIエンジニアは専門職で残業時間も長いから、それなりに給料も貰ってる。 でも、駐車場スペースがない都内のオフィスだから、交通機関での通勤だと終電を乗り遅れたら、タクシーで帰宅するか職場に泊まり込むしかない。 だから、ちょうど分譲中で入居できる、会社から徒歩5分のタワーマンションの中層階級の部屋を雷疾さんが購入し、わたしが管理費と修繕積立金を月6万円を払う事にした。 ちなみに、それ以外の光熱費や水道代と外食代は雷疾さんが支払った。 雷疾さんの知識と技能が上層部に認められて、最年少でAI開発部の課長でプログラムに関してリーダーを任された。
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