エピローグ

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同棲するにあたり、わたしの両親に挨拶に来てくれた。 雷疾くんの名前をわたしの両親も覚えていて、《運命的だね》と言っていた。 雷疾くんなら安心だと、パパは少し苦言したけれど、会社が借り入れてるマンションを出ないといけないのと、職場近くの家賃相場が高額なのを知り、このまま仕事を続けるためには雷疾くんとの同棲しかないとわかってくれた。 両親は、わたしのAIエンジニアになるための努力を知ってるから、同じ仕事で歩んでいけるパートナーの雷疾さんを、わたしの将来の夫と認めてくれた。 仕事が多忙なのと、わたし自身、まだAIエンジニアとして最前線で働きたい。 いつかは雷疾さんとの子供を持ちたいけど、今は、雷疾さんとハイテクなAIロボットをたくさん開発したい。
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