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須賀さんの理音ちゃんを大切に気遣う姿を見て、雷疾を睨む。
わたしはキューリ夫人じゃないわ。
夏のお盆の時期に行われてる恒例の飲み会。
炎天下の中のバーベキューはさすがにきついから、鉄板焼きの店を予約した。
2年かけて取り組んだ翻訳機能つい観光案内ロボットの開発が終わり、商品化して、少しほっとしていて、AI開発と離れた何かで楽しみたい気分だった。
肉を目の前で焼いてくれるシュフを見て、これをロボットがしたらどうかな…。絶妙なタイミングで肉をひっくり返し、最高の味を提供できるのではと思ってしまったのは雷疾の側にいすぎて、なんでもロボットにしようとするわたしの悪い癖。
いつもは須賀さんが理音ちゃんを大切そうに連れてくるのに、今日は理音だけが先に来ていて、須賀さんがいない事を不安がる理音ちゃん。
わたし、雷疾がいなくてもなんとも思わないけど、嫌、理音ちゃんと女子トークしたいからあえていないで欲しいと思ってしまうわたしがいたり、雷疾に対する苛立ちを最近、感じてた。
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