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菊川 好雅(52)
(きくかわ よしまさ)
結城達の学校の英語教師。好き嫌いはっきりしていて気に食わない者にはひいきをする。
小川は
『敬子さん、大丈夫?落ち着いた?理科準備室でおっぱいあげてくれば?』
敬子は
『ごめんね、もう大丈夫………理科準備室使っても大丈夫なの?』
小川は
『今日は理科準備室使ってないはずよ。車の中よりはマシだから、私が聞いてみるからまってて。』
敬子は
『ありがとう………』
小川は大原に聞きに行きすぐに戻ってきて
『大丈夫みたいよ。結城君つれて行ってらっしゃいよ。華蓮ちゃんも疲れてくる時間だし、家族水入らずで少しゆっくりしてくれば良いよ。』
敬子は
『本当にごめんなさい………』
小川は
『元気だしなさいよ。結城君は敬子さんと華蓮ちゃんの為にやった事。愛されてる証拠だよ。それじゃ私はお店やらなきゃ。』
敬子は結城に
『理科準備室でおっぱいあげて来るから純君も一緒に行かない?』
結城は鉛筆を置き
『良いよ、俺も行く。中瀬さん、暫くお任せするね。』
中瀬は
『りょーかーい。』
敬子は笑顔で華蓮に
『華蓮ちゃん、今からおっぱい飲みに行こうね。』
華蓮は笑って
『キャっキャっ………』
敬子と結城と華蓮は理科準備室に向かった。
理科準備室
敬子は華蓮を抱っこしてたので、結城が理科準備室の鍵を開け先に結城が中に入り
『ちょっと待ってて窓開けて風入れてくるから。』
敬子は
『うん、わかった。待ってるね。華蓮、パパ優しいね~。』
華蓮は
『ダァーダァー………』
結城はカーテンを閉めたまま窓を開け周りを見渡すと、大きな布がひいてあった………
結城は
『なんだこの布は?………』
結城はその布を手で掴み持ち上げるとそこには………
『ッッッ!!………こ、これはッッッ!!』
敬子が部屋に入ったきて
『純君、どうし………ッッッ!!』
敬子はその状況に驚き結城は
『中に入って来るな、外に居ろっ!!』
『な、なんで?何かあったの?』
敬子は動揺しながらも言われるがまま外に出た。
そこには頭から出血した遺体が横たわっていた。
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