ex) 第五章 大魔王討伐

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出発を決めてから1週間後再び全員集合した。 オルガン「もう一度聞く皆この戦いに命を賭けられるか?」 オルガン「死にに行く様なもんだよ?」 全員「オー」 モンターク「でも死ぬ心算(つもり)はないんですよね?」 オルガン「勿論だ!」 全員ビッグバードに乗り込んだ。 オルガン「大魔王のコードを確認した。今は北海道中心の札幌付近の城に居る筈だ」 前の城は破壊された為、南下して来ているらしい。 対象の城を発見した。 以前と比べると見窄らしい佇まいだとオルガンは思った。 当然か、この城の風格が大魔王の今の強さのパラメータだ。 海里「先制攻撃は私に殺らせて下さい」 オルガン「頼むよ決められるなら決めちゃって構わないからね」 ソイが空中で長めの詠唱に入った初公開の新技だこれは詠唱時間が長くて通常の戦闘中には使えない。 海里は閉じていた眼を見開いた。 海里「ダブルビッグバン」 「ズドドドドドーーーーーーン」 凄まじい爆炎が城を木っ端微塵にした。 恐らく地上では震度7程度の地震が観測されているであろう。 ビッグバードで地上に降り更地に立っているのは大魔神と大魔王だ。 大魔王「またもや我が城を、許さんそしてムーアよまた良く来てくれた」 モンターク「今ムーアって言いましたよね?知合いですか?」 とんちんかんな事を言っている。 ムーア「そんな筈は無いな僕は名乗ってもい無いし気の所為(せい)だろう」 いや確実に大魔王はそう言っていただろう。 作戦通りモンタークが大魔神に斬り掛かり此処でソイの攻撃補助魔法が発動する。 ソイ「ソードスキルアップレベル10」 ニアの高速神剣は高速を超えている。 大魔王の正面にはオルガン、左からは神剣のニア右からはティナのスーパーファイアボール。 ムーアは臨機応変に補助魔法を掛けている。 此処迄魔王軍に圧倒している。 大魔神がモンスターを召喚しているがモンタークには何て事は無い瞬殺している。 不味い、此処でオルガンが叫んだ オルガン「ムーア呪文無効化魔法だ!!!」 ムーア「駄目だ間に合わない!!!」 どうやら大魔王はモンターク達とのチャンバラ中に魔法を詠唱していたらしい。 死の魔法だ。 これは前回にも合った出来事だ。 それにしても三人を相手に魔法の詠唱とは正に恐ろしい限りだ。 大魔王「ダークマター」 この魔法は人間の魂を抜き取り宇宙まで飛ばしてしまう恐ろしい魔法だ。 オルガンは真面に食らってしまった。 モンターク「ムーアさんオルガンさんをお願いします」 ムーアはオルガンの魂を繋ぎ止める為、魂引き寄せの魔法チャクラの詠唱に入ったモンタークも大魔神相手に疲弊しきっていて不味い状況だ 大魔神の足がモンタークを踏み付けようとしたその瞬間閃光が迸る。 大魔神の足は斬り取られ転倒していった。 城に横穴があく。 其処に立っている人物達は何とヤマト隊であった。
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