98人が本棚に入れています
本棚に追加
時は西暦2054年
それは極普通の民家での出来事であった。母と父、8歳のモンタークという娘。
その娘モンタークの家はモンスターに襲われていた。
身長が8メートルはあるトロル3匹に囲まれ家は破壊され父が剣で応戦するが腕ごと引きちぎられる。
母は棍棒で叩き付けられ顔も原型を留めていない。
母「だ...誰かた.た助けて」
トロル「餌が喋るな!!!!!」
助けてとその叫びも空ししくトロルの胃袋にはいっていくのだった
父は必死に抵抗しからだの半分はトロルに食われていた。
しかし娘のモンタークを逃がす事には成功したのだ。
翌日食い散らかされた両の遺体を見てモンタークは誓った。
冒険者になって諸悪の根源である大魔王諸共モンスターを皆殺しにすると。
どれ程の人間が同様の復讐を誓ったのであろうか。
この復讐への誓いはごく在り来たりの復讐の一つに過ぎない。
復讐を遂げても何のドラマも生まれない事を8歳のモンタークは理解していた。
それから10年の月日が経った
最初のコメントを投稿しよう!