ex) 第一章 この世界

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ソイ「モンターク資金がショートしそうです。」 ソイ「てか18歳になったからって飲み過ぎですよ。どーせお酒の味も分かってないんでしょ。ただ酔っ払いたいだけなのが見え見え。貴方は無能ですね」 酔っぱらいの主人公何て聞いた事が無い。 こち亀の主人公位だし抑抑(そもそも)物語の路線が違う。 モンターク「酔っ払いは置いといてさー資金はこんな時の為にソイに預けといたろ。資金がショートする何て丸で会社が倒産する様な言い方じゃない」 ソイ「だからこれは今使っちゃダメなヤツです。そしてモンタークパーティは倒産寸前ですよ」 モンターク「こんな時だから使うんだろーが、海賊王になれませんよ」 ソイ「貴方に海賊王は無理ですよ、それに航海してなにになるんですか我が儘言うなら私パーティ抜けます」 ティナ「でたーソイのパーティ抜けます病」 モンターク「仕方無いギルドで依頼表取って稼ぐか」 モンタークはソイが本当にパーティを抜け兼ねないのでこれを言われると直ぐ折れる。 ソイに行動力がある事は昔から知っているからだ。 そしてギルドに移動した。 モンターク「スライム位が良いなぁここんとこ繁殖が多いから倒しまくって戦力レベルアップに繋げたい。友情、努力、勝利」 ソイ「それは超有名週間少年誌の3大原則ですから」 モンターク「にしてもゴブリンスレイヤーの話もあるし慎重に行かないところされるよ」 ソイ「ゴブリンスレイヤーみたいに残酷に殺される事はないだって私等はゴブリンスレイヤーより強いから」 しかし北の廃墟にスライムが30匹位発生している様だ。 モンターク「え?ゴブリンじゃないのまぁ今酔ってるし何でもオーケー」 ソイ「スライムは問題なしとして一応ゴブリンを舐めない方が良いですよ。」 モンターク「あっそ」 ゴブリンとは子鬼で背が低く長い鼻、細長い指を持つモンスターだ知恵も多少持ち人間を捕まえてもすぐ殺さず拷問してから捕食し常に集団行動する。 丘ゴブリン、ヤマゴブリンが存在するまぁどちらも強くない事になっているが モンターク「まぁゴブリンは後回しでいいよ」 ティナ「でもスライムなら楽勝でたんまり倒せそう」 ソイ「まぁ良いでしょう」 モンターク「んじゃあ此れにするか。」 3人は装備を整え直様(すぐさま)廃墟に向かった。 モンタークは大剣。 ティナはステッキと魔法剣イグザリオ、ソイはロッドを装備している。 しかしギルドの受付でおかしな事が分かった。 この討伐に向かった2パーティが戻って来ていないのだ。 モンターク「どうせ戦力レベルの低い奴らが実力を勘違いしておっ死んじまったんだろうさ。にしてもスライム如きに殺られる何て弱過ぎっしょ」 それに引き換えモンタークは中級者 そう言ってメンバー達は廃墟に向かう。 そして廃墟に到着する前にソイが偵察魔法エアバードを使い中の様子を確認する。 偵察は重要な行動でありエアバードは壁を通過出来るのが特徴だ。エアバードの視野は術者に転送される。 ただ相手に視認されるというのが欠点。 エアバードが見た景色は術者以外のメンバーと共有して見る事が出来る。 ソイ「今数えましたスライム20匹います」 そして此処にはスライムロードがいた。中級レベルであり、この三人で何とかか互角に戦えるといった所か。 モンターク。「こりゃ低級の冒険者には厳しいねそりゃ戻ってこれないさ」 モンタークも上から目線であるがこのパーティも中の下といった所だ。 スライムというとニュルニュルでスライム風呂最高!とかどこぞのアンデッドのアニメの主人公が言っていたが悪臭が漂っていてスライム風呂に入る何てとんでもない。 火の魔法が効果的であるが若い女性三人としては苦手なモンスターだ。 さて北の廃墟に近付いて来た徐々(そろそろ)戦闘準備だ作戦に取り掛かる。 作戦参謀はソイである。 本来ならリーダーで勇者のモンタークだが性格的に無理である。 下手をしたら全滅し兼ねない。 ソイ「偶にはモンタークが作戦指揮を取ってみれば」 モンターク「お前ら死にたいのか、私はまだ死にたくないからね私がとるのは本当にピンチの時だけだよ」 ティナ、ソイ「いや本当に死んじゃうからね」
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