ex) 第五章 大魔王討伐

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ex) 第五章 大魔王討伐

3か月振りにオルガンパーティが集まった。 オルガン「愈愈(いよいよ)本気で大魔王討伐に行きたい。今回はダブルパーティで行こうと思う」 ムーア「気になる奴等でもいるのか?」 ニア「私は賛成。一人でも頭数増やした方が良いと思うよ」 オルガン「心当たりのある勇者でモンタークという女性がいる。彼女のコードは取ってあるから合流出来るだろう」 コードとは現在のGPSの様な位置情報でハイレベルな冒険者ならその人間の位置を認識する事が出来る。 一方モンタークは上級者用のクエストで特に強いモンスターと戦っていた。 ティナ「マグナム49」 「ズドン」 一撃でデュラハンを仕留めた。 強力なモンスターと毎日毎日戦っていたせいか戦力レベルは100以上最早猛者だ。 レベル100の人間のスペックとはどんなものか力はトン級走れば時速だ。 其処へあのオルガン達3人がやって来た。 モンターク「オルガンさんこの前は済みませんでした。今日は何の用ですか?」 オルガン「っとその前にビッグバン打っ放してた、側(かたわらの)のソイ君は無事賢者になれたのかな」 海里「お陰様で今は賢者やってます」 海里は頬を赤らめながら言った オルガン「おめでとう。其処で君達にお願いがあるんだ。大魔王の討伐に僕達と一緒に来て欲しい」 モンターク「えええええっ」 ティナ「賛成」 海里「私も。オルガンさん達と一緒なら。どうせ私達三人だけでも殺る予定だったんですから」 3人とも興奮気味だった。 何と憧れのオルガンと肩を並べて戦えるのだ。 モンターク「勝算はあるんですか?」 オルガン「実は3か月前に3人で戦ってきたんだ。追い詰める所までいったよ」 モンターク「本当ですか?なら百人力です」 抑抑勇者は「勇気ある者」の意味をもつ。 ビビッて何かいらんない。 オルガン「実は既に大魔王のコードを持っているんだ。後は覚悟を決めて出発するだけ」 モンターク「直ぐに出発しましょう」 オルガン「まぁ時間はたっぷりあるんだし先ずは装備を整えようよ」 オルガン「戦闘中の指揮は全て僕に任せて貰って良いかな?」 当然NOという人間はいない。 モンターク達は本当に命を懸けた戦いが出来る事を知りテンションは高まる許りだった。 勿論、今迄何度もピンチを潜り抜けてきた。 しかし今回許りは違う。 最終目標へ進むのだ。 最大の心配は大魔王を倒したら物語が終わってしまうかもしれない。 物語の結末は3パターン。 オルガン隊、モンターク隊全滅 または死傷者を出し仲間の屍を超えて大魔王に勝利 若しくは死傷者を出さずに大魔王に圧勝だ
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