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「ね、サルの脳って美味しいのかな?」
「さぁ、まさか、食べたいとか言い出すんじゃないだろうね。そのパンを食べに、わざわざ最北の町まで来たばかりだよ」
「なに言ってるの、美味しいものがあればどこにでも行くのが、私の信条よ。この世界の珍味すべてを食らいつくすまで、私の冒険は終わらないの」
「いや、ぼくは、珍味よりも、君と二人でのんびりと生活したいんだけど」
「そんなの無理、あたしの舌が珍味を求めて冒険したがってるわ」
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