†妖界にて†

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ティンダロスの猟犬 ナーティクス・ハウンド 「ほんと、相変わらずの戦闘狂だね ニヒル・ジェスム…両筑の奪い合いをして何が楽しいの? それ、ただの弱いものいじめだよネ。」 わたしは首無し馬からおりて ナーティクスに歩いて近寄る… わたし ニヒル・ジェスム 「なにを言い出すかと思いきや… 今さらなにを言うか、領地の 奪い合いほど楽しいことはない… 倒れ、死に行く敵…たまらないじゃないか。」 わたしは頭を外して小脇にかかえた ティンダロスの猟犬 ナーティクス・ハウンド 「ぼくとは戦わないんだ? デュラハンさん…」 わたし ニヒル・ジェスム 「おまえ、領地を持ってないじゃないか… そんなやつと戦った所でわたしにメリットがない。」 ナーティクスはにやりと笑った… ティンダロスの猟犬 ナーティクス・ハウンド 「領地ならあるよ…ほら、こっち…」 ナーティクス、領地を持っていたのか! わたし ニヒル・ジェスム 「ほう、面白い!」 わたしは妖ノ森に入りその奥には 座るナーティクスと背後の空間に亀裂が入っていた! ティンダロスの猟犬 ナーティクス・ハウンド 「この亀裂の向こう… そこがぼくの領地だ、入ってみれば?」 舌を出して不適に笑ってやがる。image=513047141.jpg
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