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わたし
ニヒル・ジェスム
「おまえもデュラハンなのか…!?」
イヌカミトシロウ
狗帋 聡朗
「あ、いやいや…違うよ
俺は首無しライダー
バイクで事故っちゃって…
首がスパッと切れちゃったんだ。」
なるほど…
わたし
ニヒル・ジェスム
「そもそも、ばいくとはなんだ…?」
トシローは頭を装着し直した
イヌカミトシロウ
狗帋 聡朗
「あ、そっか…君、ここは初めてだよね…
バイクってのは…あそこに置いてる
鉄の塊の事でさ、馬並みにはやいんだ!」
わたしは自分の頭を装着する。
わたし
ニヒル・ジェスム
「なるほど…わたしの愛馬、
スレイプニルのシュバルより早いのか。」
イヌカミトシロウ
狗帋 聡朗
「す、すれいぷにる…?!」
ん…?
わたし
ニヒル・ジェスム
「もしや、きさま…
スレイプニルを知らないのか?」
イヌカミトシロウ
狗帋 聡朗
「あ、うん…西洋のことは
ちょっと分からないな…」
なるほど…
わたし
ニヒル・ジェスム
「そうか…スレイプニルというのはな
前足4本、後ろ足4本の軍馬のことだ
馬の中で最も早いとされている最高の馬の事だ。」
トシローは何度も頷く。
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