4人が本棚に入れています
本棚に追加
わたし
ニヒル・ジェスム
「トシロー!どこに行っていたのだ!
姿が消せるなんて聞いてないぞ…!」
わたしは振り向いた
イヌカミトシロウ
狗帋 聡朗
「いやあ、ほら…
俺は君と違って幽霊だからさ。」
なるほど…
わたし
ニヒル・ジェスム
「それより、わたしはニヒルだ…
種族名で呼ばないでくれないか?」
トシローは後頭部を軽く触る
イヌカミトシロウ
狗帋 聡朗
「んあ~ごめんごめん、ニヒル。」
わたしは頷く
わたし
ニヒル・ジェスム
「それよりさっき言ってた
えすえぬえすとはなんだ?」
イヌカミトシロウ
狗帋 聡朗
「あ~説明が難しいんだよな~
う~ん、君の
映像情報とか画像情報とか
君の情報がみんなに知らされるんだ!
そう、まるでお尋ね者のようにね。」
お、お尋ね者だと!?
わたし
ニヒル・ジェスム
「なぜ、わたしがお尋ね者に!?」
青年Ⅰ
「なあ、あの動画サイトに載ってた
首無し騎士って確かこの公園だったよな…」
青年Ⅱ
「そうそう!あそこの広場のとこだよ。」
あ、トシローがまた消えた!
人間達が集まり始めたぞ…
と、とにかくここから離れよう
わたしは駆け足で広場の裏からでた!
最初のコメントを投稿しよう!