†人間界にて†

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わたし ニヒル・ジェスム 「トシロー!どこに行っていたのだ! 姿が消せるなんて聞いてないぞ…!」 わたしは振り向いた イヌカミトシロウ 狗帋 聡朗 「いやあ、ほら… 俺は君と違って幽霊だからさ。」 なるほど… わたし ニヒル・ジェスム 「それより、わたしはニヒルだ… 種族名で呼ばないでくれないか?」 トシローは後頭部を軽く触る イヌカミトシロウ 狗帋 聡朗 「んあ~ごめんごめん、ニヒル。」 わたしは頷く わたし ニヒル・ジェスム 「それよりさっき言ってた えすえぬえすとはなんだ?」 イヌカミトシロウ 狗帋 聡朗 「あ~説明が難しいんだよな~ う~ん、君の 映像情報とか画像情報とか 君の情報がみんなに知らされるんだ! そう、まるでお尋ね者のようにね。」 お、お尋ね者だと!? わたし ニヒル・ジェスム 「なぜ、わたしがお尋ね者に!?」 青年Ⅰ 「なあ、あの動画サイトに載ってた 首無し騎士って確かこの公園だったよな…」 青年Ⅱ 「そうそう!あそこの広場のとこだよ。」 あ、トシローがまた消えた! 人間達が集まり始めたぞ… と、とにかくここから離れよう わたしは駆け足で広場の裏からでた!
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