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†市街地へ†
青年Ⅰ
「いま、奥でなんか動いたぞ!
追いかけよう!」
くそ、ついてきたぞ…
わたしは近くの木に飛び乗り
屋根に飛び乗る
わたしはこれから何処へ行けばいい…
この世界にわたしの居場所などないじゃないか!
しかし、どうするべきか…
帰ろうにも帰還方法が分からない。
ティンダロスの猟犬
ナーティクス・ハウンド
「フフフ…途方に
暮れてるところ、お邪魔するよ。」
!
わたし
ニヒル・ジェスム
「おまえは…ナーティクス!」
わたしは素早く立ち上がった!
ティンダロスの猟犬
ナーティクス・ハウンド
「暴君だったのに…
今じゃ、全く別人だね。
妖界に帰りたい?」
わたしは頷く…
わたし
ニヒル・ジェスム
「もちろんだ!ここは
わたしのいるべき場所ではない!」
ティンダロスの猟犬
ナーティクス・ハウンド
「分かった…妖界に帰ったら
みんなに領地を返すこと…
あと、もう領地の取り合い
なんて古臭いことしないと誓うね?」
わたしは何度も頷く
わたし
ニヒル・ジェスム
「ああ、神に誓おう!」
ティンダロスの猟犬
ナーティクス・ハウンド
「本当だね?もし、嘘だったら…
また、人間界に追放するから。
それじゃ…自分の愛馬の
名前言ってごらん、大きな声でね…」
わたしは再び頷く。
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