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Ａ「……私もキミが好きです。幼い頃から、ずっと」
Ｂ「うん、知ってた」
Ａ「ちょっとぉ！？」
Ｂ「いや、お前分かりやすかったし。知ってた、お前の気持ち」
Ａ「知ってた上で私の返事求めてたの！？さいてー！」
Ｂ「そりゃあまあ……本人の口からきちんと確かめたかったというか」
Ａ「……彼女に渡すっていう話は、私に告白させるための作り話？」
Ｂ「違うぞ。お前に渡すつもりだったから作り話じゃない。……今日中には白黒つけるつもりだったし」
Ａ「……むー！」
Ｂ「ふくれるな。悪かったから。……プロポーズん時はあーだこーだ考えないで真っ直ぐに言ってやるから」
Ａ「……絶対だよ」
Ｂ「ああ」
Ａ「……私をやきもきさせた罰。おんぶして」
Ｂ「はぁ！？こんな人前でやるわけ」
Ａ「しなかったら、今日のこと許さない」
Ｂ「……はぁ、分かったよ。その代わり、もうこれっきりな」
Ａ「……えへへー。分かればいいのです」
Ｂ「じゃやるぞ。んしょっと。……」
Ａ「……重いとか言ったらはたいてやるから」
Ｂ「違う違う。……これからよろしくな」
Ａ「……うんっ」
END
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