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偽医者 降臨!
おれはベトナム・ホーチミン市の繁華街レタントンでは職業を偽っている。
全てのねえちゃんがいるカラオケやガールズバーでは身分詐称行為を平然と行っている。
15年前から俺は「医者」ということになっている、しかも「乳がんの専門医」だ。
当時のベトナムにはマンモグラフという乳がん検診の機械がなく女性の乳がんでの致死率は非常に高かったという当方にとってはまたとない好条件の時代であった。これを使わない手はない。
理由は単純、合法的にねえちゃんの乳を触れるからである。
なにせ医学の発達した日本から来た「乳がんの専門医」など逆立ちしても彼女たちは会えることがない。
「今日は気分がいいからタダで診てやる」と胸に手を入れても揉みしだくと抵抗は全くしない。
場合によっては「私も診て!」と話を聞いた別のねえちゃんが向こうからやってくるから能天気なものだ。
隣に座るねえちゃんの乳を素手で揉むと「んー、両方診なければわからん」などと適当なことを言って揉みしだく。
「乳首の立ち方が重要だ」とか適当なことを言っては乳首をもてあそぶ。揉まれている当人はしごく従順で素直に何でも言うことを聞く。なんせタダの検診と思っているから。
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