この身が梅雨と消えようとも

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晴れ模様、そらもう雲一つない晴れ模様。 私は車を降り周囲を警戒する。 報道陣やら野次馬やらで溢れんばかりの人だかり。 これでよく要人を守れと言ったものだ。 まぁ自分で招いた結果だが..... 「室長、指示を..」 こいつはなぜこんなに冷静なんだw こっちは心臓がケツから出そうなぐらい焦ってんのによw 私の横に歩み寄ったその男、吉田 大紀 は相変わらずのイケメンだw 「各部、事前のコースで使節団を誘導した後、国防軍に引き継ぐ。状況用意!」 手元のレシーバーで指示を下すと流石うちの社員、動きが早い。 いい部下を持ったものだwお陰で楽できるw 周りの状況確認を終えると使節団の代表が車から降りる。 その時、 民衆の中から、一人の男が、 いや少年が、 解ってたけど、解ってたけど、解ってたけど、 少年はwwww勘弁wwww ー殺せないじゃんwー
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