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「そんなにいい経歴がほしかったなら留年してでも入ればよかったのに、そんな勇気も無く妥協した学校が気に食わないから都合良く変えよう、か。対した優等生だな?」
「それ以上事実無根の妄言を騙るのは止めてもらおうか? 名誉毀損で訴えても良いのだぞ?」
「そんなんだから、立候補したのに推薦された本物に負けて会長になれねえんだよ。お前が副会長なのだって他に候補がいなかっただけだ」
「……黙れ」
「他の役員を自分の部下で固めて好き勝手出来ると思ったか? 残念、お前のうっすい考えなんて皆」
「……だまれぇぇぇ!!」
俺の挑発に、副会長が叫んで椅子を鳴らして立ち上がった。
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