一節

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('A`)「1時間したらくるってよ。」 ( ^ω^)「今日は皆でいっぱい駄べるお!僕トイレに行ってくるから、店員が来たらホットコーヒーとケーキ頼んでおいてくれお。」 (´・ω・`)「ケーキの種類はどうする?」 ( ^ω^)「ショボンのセンスに任せるお。あ、砂糖とミルクはいらないからよろしく頼むお。」 (´・ω・`)「ああ、いってらっしゃい。」 ('A`)「ああいう優しさがブーンの良いところだよな。」 (´・ω・`)「そうだね。本当に変わってないよ。」 ('A`)「あいつがお前を突き放すなんてことは一生ありえないだろうな。他人だろうがなんだろうが、自由になれないやつにブーンは常に優しい。」 (´・ω・`)「僕もそう思うよ。」 ('A`)「お前さ、どこまで知ってんの?」 (´・ω・`)「何がだい?」 ('A`)「とぼけんなよ。お前自身に起きてる出来事だ。」 (´・ω・`)「僕?そういえば最近目新しいことはめっきりなくなっちゃったね。君たちと離れ離れになっちゃってからかな。毎日が退屈に感じるよ。」 ('A`)「……いいかショボン。お前は変わったんだ。俺たちが出会わなかった間に、お前には何か大きな心境の変化があった。理屈じゃなく、お前自身が心で理解していることだ。これからの俺たちの付き合い方ってのを考えていかなきゃならない。」 (´・ω・`)「……つまり、何が言いたいんだい?」 ('A`)「俺はブーンみたいに優しくないってことだよ。」
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