0219

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■原文 ここ最近ロクな事が起きない。 何のために神経すり減らしながら生きているのか、自分で分からなくなる。 ■半分に あまりにも不運が続いていて、最早生きていくことすら投げ出したくなる。 ■冗長に どうしてこうも上手くいかないのか。 いや、別に世の中を甘く見ているつもりはない。 それでもだ。 あまりにも不運が続くと活力というか、生きる気力を失うものだろう。 まさにいま、体感しているのだ。 ■否定文(肯定文)禁止 最近は酷い目にばかり遭っている。 もういっそのこと、生きる事から逃げ出してしまおうかと思える程に。 ■二人称に ここ最近のお前はほんとツイてないよな。 だからって大それた真似はするなよ、後で後悔するハズだからさ。 ■三人称に 彼はこの頃の不運についてうちひしがれる。 ともかく解放されたい気持ちが体内で暴れまわり、生きていこうとする気力を大いに削いだ。 ■冷淡に ともかく不運続きだが、大した事ではない。 嫌になればさっさと見切りをつければ良いのだから。 ■ブチキレに あぁもう人生なんかクソくらえだ! 終いだこの野郎、やってられっか! ■オノマトペ ここ最近ロクな事が起きない。 何のためにガリガリと神経すり減らしながら生きているのか、自分で分からなくなる。 ■難解に 連日のように不運が続き、さながら『虎口を逃れて竜穴に入る』という有り様だ。 何のために己が神経を磨耗させつつ生きているのか皆目見当つかない。 ■一行で 最近はロクな事がなくて、気が滅入って仕方ない。
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