第1章 幼稚園の頃の話し

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「あいつ、何か変」 「気持ち悪い」 「不思議な人間」 「何を考えているか分からない」 この他にも多々ありますが、僕が子供の頃から現在に至るまで実際に言われた言葉です。 自分が他の人と何かが違うと感じたのは幼稚園の頃でした。 何故か自分だけ他の子達の遊びの仲間に入れてもらえず、1人でよく泣いていたのを覚えています。 何故仲間外れにされているのか分からず、ある時ごっこ遊びをしているグループのところに行って、「入れて」と勇気を出して言ったことがありました。 しかし、結局仲間に入れてもらえませんでした。 僕自身、自分の気持ちを相手に伝えることが大変苦手で、この時も本当に勇気を出して言ったのに、僕の顔を見るなりグループのリーダー格が冷酷に「お前は仲間じゃない」と僕に言いました。
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