第二話 偵察 交戦

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第二話 偵察 交戦

「航空機即時待機、準備出来次第発艦」の号令が艦内に響いた。 数分後航空機から「即時待機完成しました。発艦します」と連絡が入り航空機は発艦した 戦艦金剛、榛名、霧島、駆逐艦初春、五月雨、冬月、雷、巡洋艦愛宕、鞍馬と遭遇し突如砲撃を受けた護衛艦ふゆづきとあたごは大日本帝国海軍の軍艦の偵察を行うため艦載航空機SH-60Jを発艦させた。 発艦後航空機より偵察の報告が入り「戦艦3隻駆逐艦4隻巡洋艦2隻」と勢力が判明したと同時に「戦艦主砲発砲」との報告も入った CICでは「対水上艦戦闘、戦闘用意」の号令が発せられ戦闘の準備が完成した 護衛艦あたごは最新鋭のイージスシステムを搭載しておりハープン艦対艦ミサイルやMS-3スタンダードミサイルによる迎撃が可能で防空戦闘の体制を整えた。ふゆづきは対潜水艦戦闘などを重点においた設計で、駆逐艦による雷撃に備え対魚雷戦闘の準備が完成した。 主砲攻撃から艦を守るため前部VLSよりシースパローが発射されると同時に主砲による迎撃も開始された。 航空機からも無線によりターゲット目標が伝えられ「ターゲット目標戦艦金剛、本艦より5.2マイル109°」の攻撃支援要請が入った。 CIC指示:「航空機より攻撃支援要請、ターゲット目標金剛。109°5.2マイル」 砲雷長:「ターゲット目標金剛。109°5.2マイル」「撃ち方初め」 砲雷員:「ターゲット測位完了」「撃て」 ふゆづきとあたごが主砲同時発砲を開始した。
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